2008年8月アーカイブ

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iPhone 3G Debut&Review

普段あまり利用しない東京メトロの九段下駅を利用することになった。都心のあまり利用しない地下鉄の駅から地上に出ると、現在地はもちろん、方向を把握するのにも苦労する。さらに、一度も訪れたことのない場所へ行かなければならない場合は、未知の道に迷いつつ時間をかけて辿り着かなければならないことは必至だ。

今回、九段下駅からベルサール九段へ向かう際に、初めて本格的にiPhone 3Gのマップアプリケーションを利用した。駅から目的地まではそれほど離れていないけれど、地図を見ながら、さらには神の視点から現在地を把握しながら目的地へとたどり着くまでの「はたして本当に辿り着けるのか…」という緊張感は、iPhone 3Gがあるのとないので大きく違うのではないだろうか。

 iPhone 3GにはGoogle mapsを使ったマップアプリケーションが標準でインストールされていて、同様に標準で搭載されているGPSを用いた現在地取得が可能になっている。現在地を確認するのは非常に簡単で、マップアプリケーションを立ち上げて、画面左下のアイコンをタップするだけで、あとは自動的に現在地周辺の地図が表示される。

マップアプリケーションでは、画面上部の検索窓を使ったサーチも可能だ。「三井住友銀行」と入力すると、現在表示されている地図上に存在する三井住友銀行の場所に空から降ってきたピンがグサグサと刺さる。そのまま地図の拡大縮小や移動をすると、次々と検索の該当にピンがグサグサと刺さるものだから、なんとも爽快だ。いや、爽快かどうかはともかく、これで銀行のATMやコンビニのような比較的どこにでもある店舗をスムーズに探し出すことができる。

検索は住所にも対応していて、検索した住所の該当箇所にピンがドロップされる。住所の場合、比較的あいまいでも「それはつまり…」という補助ウィンドウが表示され、正確な住所へと誘導してくれる。(それにしても、「それはつまり…」という問いかけはなんともヒューマニスティックだ。)

一見、現在地取得と検索がメインであるマップアプリケーションでも、それを組み合わせるとなんともシンプルなナビゲーションシステムに変貌する。現在地取得は常に自分自身の場所を表示し続けるため、移動とともに地図上に表示された自身のマーキングも移動する。これがなんともスムーズで、自動車に乗っていても、電車に乗っていても、利用が可能だ。iPhone 3Gの魅力に触れる、最もシンプルで身近な使い方だろう。

iPhone 3G with eneloop

iPhone 3G Debut&Review iPhone 3Gは電池がもたない、ということばをよく耳にする。個人的に利用していて、半日とて持たないということはまずなくて、電池に対する不満はあまりないのだけれど、それでもやはりウェブブラウジングやアプリケーションをガンガン使うこともできるiPhone 3Gは、それに夢中になると電池がどんどん減っていくということも事実のようだ。

あくまでも個人的な利用モデルだけれども、Safariやメール、スケジュール、アプリケーションなどをまんべんなく使ったときは、その利用が4時間を超えるあたりで電池残量20%の警告が出る。ネットラジオを受信することのできるアプリケーション「Tuner」でスピーカーから音楽を楽しんだときは、あっという間の2~3時間で20%の警告が。確かに、PCを利用する感覚でiPhone 3Gを楽しんでいると、本体の背面がそこそこの熱を発しながら、電池がどんどん減っていくことが分かる。

一般的に、日本のケータイの電池残量表示は3段階に分かれていて、3/3表示のときの電池残量が30~100%、2/3表示のときの電池残量が20~30%、1/3表示のときの電池残量表示が0~10%だそうだ。2/3表示になってからはあっという間に電池がなくなるというあの感覚は、このような設定になっているからこその錯覚。iPhone 3Gでの電池残量は無段階表示なので、初期の段階から減りが早いと感じるのはこのせいなのかもしれない。

それはさておき、最近は予備バッテリのラインナップも充実していて、いまではケータイの充電以外にも使えるUSB汎用のeneloop mobile booster (KBC-L3S)を持ち歩いている。これまでもiPod nanoやiPod Touchなどはこのeneloop mobile boosterを使って充電する機会が何度かあった。しかし、iPhone 3Gとeneloop mobile booster (KBC-L3S)ではどうもうまくいかないようだ。繋げると最初は充電がされるのだけれども、それから20秒ほどで勝手に充電が止まってしまう。 これは、KBC-L3Sのほかに、ニッケル水素電池を利用するKBC-E1Sでも同様。

少し調べてみると、 iPhone 3Gの急速充電がUSBの通常規格では対応していないようで、それはiPhone 3Gに付属していたACアダプタをみてもわかる。そのACアダプタには「5V 1A」との表記が。USBの通常規格やeneloop mobile boosterは5V 500mAなので、どうもこれがアウトのようだ。eneloop mobile boosterの大容量版であるKBC-L2Sならば対応しているとの情報もあるけれど、予備バッテリを購入するのであれば、出力が「5V 1000mA」に対応している製品を選ぶのが賢明のようだ。

万が一eneloop mobile boosterを購入してしまっていても、iPhone 3Gの電池がまぁまぁ満たされていて急速充電にならないタイミングであれば充電することができるようだし、フライトモードに変更すれば充電できる場合もある。電源を落とせば充電が可能という情報もあるけれど、電源を落としていると充電されているかどうかを確認することができない。

それにしても、eneloop mobile boosterとiPhone 3Gのホワイトは色がそっくりなだけに、少し残念。

iPhone 3G with radio

iPhone 3G Debut&Review iPhone 3Gに「Tuner」というアプリケーションをインストールした。iPhone 3G発売直後から600円の有料アプリとして提供されていて、700円に値上げしたころからApp Storeのランキングの上位に食い込んできた実力派アプリケーション。 今は「Tuner Internet Radio」という名称になっているけれど、その名の通りインターネットラジオを受信できるアプリケーション。

iTunesの「ラジオ」から、膨大な量のインターネットラジオコンテンツを無料で再生できるけれど、それがまるまるiPhone 3Gで聴くことができる。肝なのは、3G回線を使ったときの使用感なのだけれど、渋谷の待ち合わせ場所や、渋谷から上野方面に走っている山手線車両内では、音楽が途切れることはまずなかった。3G回線は動画を閲覧できるほどの高速回線と言われているけれど、実は本当の恩恵は音楽のような動画よりはずっと情報量が少ないデータの安定したダウンロードにあるようだ。情報量が少ないとはいえ、3G回線を使って常にデータをダウンロードしつづけるのはなんともぜいたくな使い方。

都心を離れると音が途切れ途切れになりがちなワンセグや、FM音声が常にノイジーなコンパクトラジオと比べて、非常に安定したストリーミングコンテンツが楽しめるのは実はこれが初めてなのではないか、というくらい。

BGMという位置づけで、その時の気分からジャンルを選んで、ジャンル内にある様々なチャンネルから適当にひとつをチョイス。なにも考えずに、気分に合わせた音楽が次々と流れてくる環境はまるでお店のBGMを常に持ち歩いているようで愉しい。いわゆるラジオと違って、トークがほとんどない音楽中心のチャンネルが多くあるからこそ。

このアプリケーションを起動してラジオを聴いていると、iPhone 3Gの制約で他のアプリケーションを同時に使うといったようなマルチタスクはかなわないのだけれど、iTunesで今日持ち運ぶ曲はどうしようと頭を悩ませる機会は減りそうです。

iPhone 3G

iPhone 3G Debut&Review iPhone 3G最大の特徴として、ひとつはメールが挙げられるのではないだろうか。なかなかトラブルや困難があったけれどiPhone 3Gと同時にリリースされたMobileMeのプッシュ型メールをはじめ、同じくプッシュに対応したYahoo!メール、いまや多くのユーザを持つGmailなどが手軽にiPhone 3Gで利用できるように、iPhone 3Gのメール設定では上記それぞれのメールに対応した簡易設定が備わっている。

3G回線を利用できる電話であるがゆえに、基本的にはどこでもメールの読み書きができる。SoftBankは「i.softbank.jp」というiPhone専用のケータイアドレスを発行しているけれど、ケータイとPCの間という立ち位置のつもりでiPhone 3Gを購入した人にとっては、どちらかといったらGmailのようなこれまではPCで読み書きしていたメールがいつでもどこでもチェックできるところに魅力を感じることだろう。

PCで使っていたメールアドレス宛てには、PDFのようなファイルが添付されていることは少なからずあるだろう。iPhone 3Gでは日本語のPDFにもしっかりと対応していて、開いた瞬間にiPhone 3Gはブックリーダーと化する。PDFのサイズにもよるけれど、一般的なA4サイズと程よい上下左右の隙間がキープされていれば、画面を横に軽くピンチアウト(拡大)することでギリギリ読むことのできる書類となるのだ。文庫サイズと比べると文字の大きさは結構小さいことが分かるけれど、たとえば朝の通勤ラッシュ時であれば、もしかしたらこの小ささがiPhone 3Gを手に持つ腕の脇を引き締めて、ちょうどよいサイズとして読むことができるかもしれない。

数十ページに及ぶ大きな書類は、1ページ目から目的のページへ送るのに少し苦労を強いられるけれど。

iPhone 3G

iPhone 3G Debut&Review iPhoneは名前こそ「電話」だけれども、電話を目的として購入した人はそれほど多くないのではないだろうか。ケータイとPCの間を埋める存在とよく言われるように、手のひらの「なにか」に電話の機能が付随しているものと考えたほうがしっくりくる。

とはいえ、アプリケーションのインストールに至っては、これまでのケータイのアプリやPCのアプリよりもはるかに、インストールが簡単になっている。ホーム画面に用意されているApp Storeを通じて、たった数タッチでアプリケーションのダウンロードからインストールまでをシンプルに行うことができるからだ。

iPhoneからApp Storeを開いて、ズラッと並んだアプリケーションをブラウズ、アイコンとアプリケーション名をヒントにおもしろそうなアプリケーションを見つけたら、そのアプリケーションの個別ページをオープン。そこからツータッチでiTunes Storeのパスワード入力画面が開かれ、パスワードを入力。あとは、十数秒待つだけでほとんどのアプリケーションはインストールが完了する。アプリケーションのダウンロードとインストールの様子はホーム画面のアイコンに被さるバーグラフで見守ることができる。

PCでのアプリケーションのインストールといえば、ウェブサイトのダウンロードページからダウンロードボタンを探し出して、とりあえずダウンロードして、Vistaなどはダウンロード時にいろんな警告画面が出たりして最初は戸惑ったりして、ダウンロードしたアプリケーションはzipで圧縮されていたり実行ファイルだったり様々で、手動でProglamFile内に移動させたりインストーラが起動したりして、Vistaなんかはまたいろんな警告画面が出たりして、インストーラによるインストールでも規約の熟読や数多くのクリック数を要したりして…と、つまり頭を使う必要があったわけです。あとは、エラーがでるのでは…とちょっと緊張したり。

iPhoneが発売してから100万台販売時に、アプリケーションは1000万というダウンロード数を達成。実に、iPhone 1台に平均10つのアプリケーションがダウンロードされたということだ。App Storeの登場によって、そのビジネスモデルやアプリケーション開発について議論されてきたけれど、なにも考えなくてもインストールできてしまう仕組みは、だれしもが体験できることで、すごいことなのではないだろうか。

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modernomadology...とは、考現学(modernologio)とノマド(nomad)を組み合わせた造語です。
ネットの世界やデジタルガジェットを通じた新しい文化保存学を考案したい…と考えつつ、実際はガジェットのレビューやライフスタイルの実践をご紹介していきたいと思っています。

最近は特に、携帯電話やムービーがおもしろい!携帯電話のムービー機能はいつの間にかビデオカメラ級に迫っており、回線の速度や容量もムービーをメールでストレスレスに送信できるレベルになっています。

modernomadologyではレビューやムービーを中心に、デジタルガジェットとライフスタイルの新しいカタチを提案していきたいと思います。
Author
me2007 もちき しゅんすけ
SFC graduate school
(fklab / vanotica)
arcarna Inc. internship

こんにちは。modernomadologyはまだ立ち上げたばかりのブランドですが、少しずつきちんとしたものにしていきたいと思います。よろしくおねがいします。

2002 年よりウェブ日記、2004年にはMovableTypeにてブログを、2005年にはモブログを始めています。2007年からは弊サイト modernomadologyを拠点とした様々な記録法を実践しながら、コミュニケーションをデザインして行きたいと思います。

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