2007年5月アーカイブ
[fw04] 江ノ電から海を望む
第04回フィールドワーク [fw04]
日時:5月22日(火)07:00~10:00
場所:江ノ島電鉄・腰越駅~極楽寺駅 / 七里ヶ浜
手段:電車
※このブログでは今後、フィールドワークのフィールドノート的記録をしていきます。ブログというパブリックなツールを利用しているにもかかわらず、自分に対する自分のためのメモ感覚で記述していくので、読みづらいとは思いますがご了承ください。
前回のフィールドワークでは江ノ電の乗る人々、特にサラリーマンと小中高生に焦点を当てて観察をしてみたのだけれど、一応そこには湘南から出ていく人と湘南に入ってくる人という意図を込めていた。ただ、湘南に入ってくる人である高校生を観察するには、江ノ電の車内では難しいひとがはっきりとしたので、今回のフィールドワークでは藤沢駅のホームで整列している様子を観察するつもりだった。
ただ、前回のフィールドワークでちょっとおもしろいなと思ったことは、江ノ電がちょうど海沿いを走る区間の乗客の動き。早朝でがらがらな車内では海を見渡せる席側に比較的多くの人が座っていた光景を観察できた。サラリーマンと小中高生に焦点を当てる、というコンセプトからいきなり外れるのだけれど、今回のフィールドワークではそんな海を望む人々を観察したいと藤沢駅に着いたところで確信したので、予定を急きょ変更してさっそく試みることにした。
今回はまたしても予備調査的な位置づけとして、さくっと江ノ電の各駅の時刻表を調べつつ、海沿いを走る江ノ電へ効率的に乗れるパターンと、早朝から午前中にかけての人々の変化を読み取ることにした。
[07:13腰越→極楽寺]
外を見るサラリーマン。ケータイを使っている30代の人。本を読むサラリーマン。
ケータイを使っている高校生。広告を見るおじいさん。外を見る中学生。カードゲームをする小学生3人組。寝ている高校生。
新聞を読むサラリーマン。寝るサラリーマン。広告を見ていたおじいさんが外を見始める。外を見ていた中学生が立っている知人と話を始める。
話を始める中学生3人組。外を見るサラリーマン。
[07:31極楽寺→腰越]
テスト勉強をする(!)小学生4人組。手帳を見る30代の女性。
外を見る高校生3人組。本を読む60代の女性。テスト勉強をする小学生2人組。
テスト勉強をする小学生3人組。
高校生3人組が立ち上がって海側のドア窓を覗き込む。外では仲間の1人が江ノ電と並走して猛ダッシュしている。青春。
ケータイを使っている高校生。ケータイを使っている高校生。本を読むおばあさん。話で盛り上がる小学生3人組。
外を見るサラリーマン。(海を凝視)
新聞を読むサラリーマン。
[7:49腰越→鎌倉高校前]
寝ている高校生。本を読む高校生。本を読む高校生。
新聞を読む40代の人。寝ている高校生。外を見ていたり、寝ていたり、ふたりで話していたりする30代の人4人組。ケータイを使っている高校生。
高校生。小学生。高校生。
[7:54鎌倉高校前→腰越]
新聞を読んでいる。外を見てから本を読みはじめる。寝ている。外を見てからぼーっとする。?。?。
[8:01腰越→七里ヶ浜] 混んできた
寝ている。外を見ている。外を見ている。外を見ている。外を見てから話しはじめる2人組。?。本を読んでいる。?。
[8:14七里ヶ浜→腰越] ほぼ高校生、テスト勉強
外を見ている。寝ている。ケータイ。ケータイ。ケータイ。本を読んでいる。寝ている。寝ている。テスト勉強。
ケータイ。外を見ている。外を見ている。本を読んでいる。本を読んでいる。
[※高校生で満車なので、腰越→七里ヶ浜まで歩き、七里ヶ浜住宅地を徘徊。※]
[09:50七里ヶ浜→腰越] 高齢者多し
外を見ている。外を見ている(くぎづけ)。外を見ている。外を見ている。外を見ている。外を見ている。
外を見ている。外を見ている。外を見ている。外を見ている。外を見ているか寝ているか。下を見ている。ひとり外を見て、ひとり寝ている2人組、後に話しはじめる。
高校生で満車になるピーク前後の江ノ電に乗って、海を望める席に座った人を観察したのだけど、朝の通勤途中であるサラリーマンは毎日江ノ電に乗っている割には海を望んでおり、高校生の通学のピークが過ぎ去ったあとの江ノ電ではやっぱり海を望む人がかなり多かった。後者は2人組以上で来ていることも少なくないため、海を望んだ後の会話の発展も(ワンパターンかもしれないが)おもしろいかもしれない。
4月中旬にvanotica関係者がぞくぞくと湘南clipでブログを開設し、エントリにはすべて「vanotica」タグを含めることになっていたのだけど、湘南clipブログ全体のエントリ数との関係からか、ハイペースでブログトップページのタグクラウドにどんどん大きく表示されていった。
メジャーなタグである「グルメ」よりも大きくなってしまい、vanoticaという意味のわからなさに運営側がさすがに違和感を感じたのか・・・
5月21日からはコンパクトになりました。これでもエントリ数はグルメより多いのです。
vanotica (バノチカ)とは大学の研究会の愛称で、湘南clipでは仲間内においての識別タグのようなものなのですが、プライベートなタグなのでトップページのタグクラウドで大きくなっちゃうのは申し訳ないなーと思いつつ、vanoticaということばが広まるといいなという期待を込めて。
第03回フィールドワーク[fw03]
日時:5月17日(木)05:30~09:00
場所:江ノ島電鉄・藤沢駅~鎌倉駅
手段:電車
※このブログでは今後、フィールドワークのフィールドノート的記録をしていきます。ブログというパブリックなツールを利用しているにもかかわらず、自分に対する自分のためのメモ感覚で記述していくので、読みづらいとは思いますがご了承ください。
前回は江ノ電に乗りっぱなしで、基本的に手を使っての文字と絵を記録していく試みをしたのだけど、まぁ絵の拙さはあるにしても、毎日ケータイやデジカメを使った生活をしていることからのギャップからか、ちょっとおもしろいかなと思ってしまった。
別の件で、本を通じて手書きで観察・採集を試みる考現学のおもしろさに触れていたことからも、今回のフィールドワークに取り入れてみてもいいんじゃないかって。
最終的になにができるかというアイデアは、考現学でみたフイールドワークからみえてくるでしょう・・・と留保しつつ、じゃあなにを採集・調査するかを今回は予備調査的位置づけで考えながら進めていくことに。ただ、一応テーマ的なものはすでに設定した「湘南から出ていくサラリーマン、湘南に入ってくる小中高校生」で行こうかと思います。
ちなみに、前回のフイールドワークでは夜の江ノ電に乗ったので、今回は朝の江ノ電、始発の江ノ電から順に乗ってみることに。
[藤沢05:36発、鎌倉行、2両編成]
藤沢発、この日初の江ノ電に乗る。調査空間は乗り込んだ車両(先頭車両)限定に。あらかじめ考えていたことは「サラリーマンと高校生が乗ってくる数を数える」こと。最初の試行錯誤では各駅ごとにそれぞれが乗ってきた数(しかも性別・三段階の年齢別で)を数字で書くことに徹してみたが、やはり数えやすいのは正の字を使うことに限るということが分かる。ちょっと作業が大変っぽい・ちょっと意味がないかもという理由で、性別と三段階の年齢別で記入することもやめる。サラリーマン・高校生以外のその他の人も数えてみることにする。
そしてそんな試行錯誤を重ねる前半はまだちょっと余裕があったので、雨が降っていたこともあり、持ち物であるカバンとカサも数えてみることに。しかし、後半で処理できないくらいの数が乗ってくるようになり、途中で止める。
この時間帯はやはりサラリーマンがかなり多く、サラリーマンっぽいその他の人もいた。しかし、高校生も若干。(今思えば、どの駅で何人が乗ってきたかを記録したほうがよかったかも。記録ノートのフォーマット次第ではできたはず、と後悔。)
ちなみに、整列乗車はなし。
[鎌倉06:11発、藤沢行、2両→4両編成(江ノ島にて)]
途中で黒ボールペンが切れてしまったため、青ボールペンに。それはたまたまだったのだけれど、やっぱり時間(駅・地域)単位での色の使い分けはあとあとの分類作業などで効果があるかもしれないと後で見直した時にふと思う。そして中学生の姿がみられたために、高校生のカテゴリに中学生を追加。
そしてこのダイアでも前半は余裕があったために、今度は持ち物ではなく乗った人が座った位置を記録してみることに。実はこれで、あとから見直した時にちょっとおもしろいかもって思った発見が。鎌倉から腰越までは乗ってくる人の数は比較的少ないのだけれど、どうも海が見渡せる列に座る人が目立った。湘南の海は見慣れているにもかかわらず、海が見渡せる席に座っている。(まぁ海側の席は寒いからなどといった別の理由があるのかもしれないけど。)これは晴れの日にもう一度やってみたい。数を数えることで初めて何かが見えた瞬間であった。
江ノ島駅で同乗していた女の人ふたりが、「向こうの電車(反対車線の電車)、小学生がたくさんいるわ。早いわねぇ・・・」という会話が。次は小学生もカウントに入れてみることにしようと思う。
[藤沢06:48発、鎌倉行、4両編成]
やっぱりどの駅でどれだけの人が乗ってきたかを知りたいがために、即席でフォーマットを作成。中高生のカテゴリに小学生を追加。時間的に人がこれまで以上に多く乗ってきそうな気配だったため、数を数えることに集中。
始発からしばらくはサラリーマン皆無。一方で中高生はちょくちょく乗ってきては、すぐ降りていったりも。学校の場所といえば鎌倉高校前しか知らないが、他にもあるのかもしれない。その他の人もぼちぼち乗車。
腰越から少しずつサラリーマンが乗ってくるようになり、一方で中高生は稲村より先の駅では皆無。さらに一方でその他の人は稲村から大量に乗車。比較するに、高校生はお金がないからか元気があるからか鎌倉駅まで自転車で行っていたりするのだろうか。雨なのに。
ひとつ、七里ヶ浜と稲村ヶ崎(このふたつの駅の近くに大きな住宅街がある)では乗車してくる人の数を数えきることができなかった。ドアも2 つあるし、どうも10人弱以上が乗ってくると、3つのカテゴリだけでさえも数えるのに混乱が生じる。さらに車内が混んでくると数えづらくなる。持ち物を調べるのはまず無理。
[鎌倉07:24発、鎌倉行、4両編成]
引き続き、前のダイヤと同様のフォーマットでやってみることに。鎌倉駅にてすでに中高生の姿が目立つ。小学生も多くいる。サラリーマンはやはり皆無。稲村ヶ崎で江ノ電の関係者がひとり乗る。七里ヶ浜で大量に小学生が乗ってくる。前半は完全に小中高生のための江ノ電だ。音は完全に小学生によるもの。その大量にいた小学生は江ノ島ですべて降りていった。(軽く調べてみたら近くに私立の小学校があった。)たぶん、江ノ島駅で大量に列をなす小学生の群れは、湘南をイメージでしか知らない人にとっては意外な感じがするかもしれない。
江ノ島を過ぎ、湘南海岸公園から先はサラリーマンとその他の人がどんどん乗ってくる。中高生もちょっと乗ってくる。先の終点まで1駅しかなく歩いていけなくもない石上でもわりと乗ってくるのは、雨だからだろうか。
終点に着き、ここで初めて整列乗車に出くわし強制下車させられる。
[藤沢08:00発、鎌倉行、4両編成]
整列乗車になるくらいの、高校生。高校生。高校生。始発の藤沢駅からすでに満車。(といっても、江ノ電らしさなのか、都心ではみられないどこか余裕あるつめ具合の満車。)この時間帯はホームで数を数えるほかないと悟り、フィールドワーク終了。
ただし、その後も一応電車に乗り込んで鎌倉まで。(鎌倉高校前で全員下車と思いきや、半分はその次の駅である七里ヶ浜で下車。七里ヶ浜にも高校があることを後で知る。)
[鎌倉08:36発、藤沢行、4両編成]
フィールドワークを終えつつも前のダイヤで鎌倉まできてしまったため、藤沢へ戻ることに。
眠気に襲われたため、座りつつぼーっとしていただけだけど、今度は(おそらく)修学旅行生や子連れの母などの姿が目に入った。















