2006年12月アーカイブ
10月から11月にかけて聴きこんだのがこのKaskadeのベストアルバム「here & now」。
メロウなサウンドを心地よく奏でるハウスの名手はKaskade、という話をウェブで目にした。それまではハウスというジャンルをよく知らず、頭に思い浮かぶのはネット上の極々一部で話題になった1998年の「DAI - Rainy Heart」や、2002年の「muneohouse」。
メロウなサウンドは季節的には秋にマッチしているという話だけれど、個人的にこの秋はメランコリックだったためか、季節だけでなく心境にもマッチした感じ。
ただそれとは別に、もちろん季節やイベントに合わせて音楽を選曲するのが正統派スタイルだとはもちろん思うのだけれど、ある心境に対してそのときよく耳にしていた音楽へその心境が意味づけされていくのをいつも感じる。「恋をしたからこの曲をドライブのときにでも聞き流してみよう」ではなく、「恋をしたそのときにこの曲を聴いていた」というもの。すると、「この曲」を数年後に再び聞いたとき、恋をしたときの思い出を思い出させてくれる、なんて。
Kaskadeのアルバムを聴いてみよう!と思い立ったのは、このアルバムの最初の曲である"It's You, It's Me"の冒頭を聞いた瞬間。上にも書いたとおり、音楽のジャンルや特定の曲に対して最初から意味をイメージすることがあまりないのだけれど、それでもこのKaskadeを聴くきっかけとなったのはそのあたりからきているので、これからはちょっとそのあたりを意識しながら音楽と出会っていこうかと思います。まずはCDショップの店員さんが自ら薦めるディスコグラフィを中心に。



