2006年10月アーカイブ
日本のデビットカードと言えば、銀行のキャッシュカードをそのまま使うJ-Debitが主流。J-Debitに対応しているお店では、会計時にキャッシュカードを渡し暗証番号を端末に入力すれば、請求額を銀行の口座から直接引き落とされ、現金を持たずして会計を済ませることができる。
このような銀行のキャッシュカードを利用したデビット決済方式は日本独自のものであって、欧米では、VISAやMastercardといったブランドを通じて決済をするクレジットカードと同等のデビットカードが主流。そんな欧米でのスタンダードなデビットカードがスルガ銀行から発行されている「スルガ銀行VISAデビットカード」が届いた。
クレジットカード社会であるアメリカやデビットカードが普及している欧州に比べて、「後払い感や借金感覚があるから」とクレジット決済が少ない日本だけれど、デビットカードなら即時払いという性質上、普及してもいいんじゃないかって思うところ。J-Debitは決済時に口座の暗証番号を入力する必要があったり、J-Debitというシステムがほとんど認知されていなかったり、あるいはそもそもJ-Debitを利用できる店舗が少なかったりといまいちだけれど、デビットカードなら基本的にVISAなどのブランドで決済できる店舗で使用でき、基本的にサインで決済ができる。
日本ではそんなデビットカードよりも、EdyやSuicaのといった電子マネーのほうが注目されているけれど、デビットカードも電子マネーとしてみることができるんじゃないかって思ったわけです。
スルガ銀行VISAデビットカードは、スルガ銀行が発行するカードなので、決済の引き落とし先はスルガ銀行の口座。だからまずカードを利用する前に口座に入金しておく必要がある。このあたりがまず、事前にカードにチャージ(入金)しておく電子マネーと同じ。
次にカードを利用して決済をするのだけれど、スルガ銀行VISAデビットカードの場合は基本的に、決済すると即時でご利用確認メールがケータイに届く。デビットカードなので決済時に決済した額だけ銀行の口座から引き落とされるのだけれど、それがメールが届くことで感覚的にわかる。電子マネーで決済するときに鳴る「シャリーン」や「ピピッ」というものと同じ感覚。
カード自体が名前やカード番号が凸凹していないエンボスレスであったり、「ELECTRONIC USE ONLY」と注意書きがあったりするあたり、電子マネーっぽくみえないこともない。エンボスがあるほうが決済カードらしいといえばそうなのだけれど。




