AQUOSケータイ - ケータイブランドにTVブランドが進出
以前にも「インターネットAQUOS」という、TVブランドがPCブランドに導入された件をエントリしたことがあるんだけれど、今度は「AQUOSケータイ」がリリース。ちょうど昨日のWBSでも「デスクトップパソコンのテレビ化・ノートパソコンのケータイ化」というモデルを紹介していたけれど、その一例。
「AQUOSケータイ」はボーダフォン(ソフトバンクモバイル)からリリースされた夏モデル「905SH」のこと。AQUOSといえば言わずと知れたテレビブランドで、つまりケータイでテレビが観られる、ワンセグ対応機だ。ワンセグという言葉は一般にずいぶん浸透している感じがするけど、AQUOSというテレビブランドがつくことでよりテレビ感が伝わる。
ケータイとして特徴的なのは、なんといっても液晶の機構。「パカパカ」スタイルである折りたたみ機構で、その折りたたみを開いたまま液晶が中心を軸に90度回転して横表示にできるサイクロイド機構。他にワンセグ対応ケータイといえばDoCoMoのP901iTVやauのW41Hなどがあって、2軸機構で横表示にすることができるのだけれど、これらは液晶をまた閉じるスタイルなのが普通なのに対して、サイクロイド機構は折りたたみを閉じないスタイル。韓国ではこのサイクロイド機構がテレビ視聴の一般的なスタイルだそうで、おそらく観やすいのだと思う。
それを裏付けるようだけど、個人的な話で、ワンセグ対応端末じゃないただの折りたたみケータイなSH900iを使って、無理してビデオファイルをminiSDに突っ込んで再生機能で前日のWBSを観ている身として感じられるのが、混雑している電車内での視聴スタイル。片手でケータイを支えることが多いことから、ケータイをギュッと握り締めることのできる、折りたたみを開いたままの視聴スタイルはなんだか安定感がある。ただ一方で、更に混雑していると、折りたたみを開いたままの視聴スタイルは前にいる人とのスペースを必要とするため、折りたたみを閉じた視聴スタイルにしたいなって思うこともあったりするけど。
サイクロイド型に関して、テレビ視聴以外にすごい可能性があるなって思うのは、横画面の用途の応用。文字入力のスタイルは今までの折りたたみケータイとなんら変わらないので、横画面でメールやウェブの閲覧やゲームなどができるわけだ。ストレートケータイから折りたたみケータイに主流が移行したのは、画面を縦に広く使えるという特徴があったことが大きいと思うのだけれど、サイクロイド型は、折りたたみ機構を固持したまま、画面を横に使えるという特徴があることから、ケータイ機構の変化の波がまたやってくるかもしれない。また、ワンセグは基本的には16:9のワイド映像だから、ワンセグ対応のケータイの液晶もそれにあわせてワイド画面、というのがスタンダードになるかもしれない。
あ、でも905SHは画面を横に回転することで自動的にテレビ機能が立ち上がるのは、カメラのレンズカバーをスライドすることでカメラが起動するデジカメやケータイのようで、感覚的に良い感じ。
ITmedia +D
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SHARP
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